「ステルス2」は、初代ステルスをちょっとだけ進化させたものと思っていたが、今回の新モデルは「ステルス2」というよりそれ以上の立ち位置ではないかと思っている。
まずは、質が違うスピード。初代「ステルス」のデザインは初速重視だった。テーラーメイドのテストでは、平均0.49m/sの初速アップという結果。
そして、PGAツアーでも実績がある。データによると、テーラーメイドの契約プロは、21年に使用したクラブに比べて「ステルス」で平均0.94m/sのボール初速アップに成功している。
ツアーでの初速アップは、初代「ステルス」ドライバーのデザインがフェースセンターでのインパクトを重視していたということを物語っているが、「ステルス2」における目的は、シリーズ全体を通じてオフセンターヒット時での初速アップと「寛容性」の向上を実現しつつも、センターヒットの初速もキープすることにある。
これが、テーラーメイドが今回のキャッチコピーにしている、「Fargiveness=Far+Forgiveness“どこまでも遠くへどこまでもやさしく”」という表現になるわけだ。
今回テーラーメイドは、「ステルス2」ドライバーを、初代よりも“Fargiveness”にするためにカーボンフェース構造と全てのパーツをホールドするシャーシに注目すべき改良を加えている。
それだけではない。「ステルス」では3モデルに対して同じフェースデザインを採用していたが、「ステルス2」では、各モデルともデザインに最適化された独自のフェースが採用されている。
そして、改良ポイントまだまだある。さらに色濃くなったこの赤色のフェース、実はちょっとした裏話がある。 その点も含めて、今年大注目の「ステルス2」ドライバーを詳しくチェックしてみよう!
注目の改良ポイントとは?
続きを『MYGOLFSPY JAPAN』で読む
(MYGOLFSPY JAPAN編集部)