“おひとりさま”が楽しい – 雑草リモートゴルファーの徒然日記③

おひとりさまゴルフは武者修行。強いゴルファーになるにはもってこい

新型コロナウイルス感染拡大がゴルフ業界にもたらしたのは、よりプレーに特化したスタイル。1600円前後のランチはいらないし、できればスルーでラウンドして一日を有効に使いたい。客単価が決まっているビジネスだけにランチという収益が減るのはゴルフ場経営にとって厳しいですが、限られた予算で数多くプレーをしたい雑草ゴルファーには、願ってもない展開です。

感染防止の観点から、ゴルフ場に友人を誘い乗り合いで行くことも少なくなりました。いまや「おひとりさまゴルフ」で検索すれば、様々なフリー予約サイトがヒットします。料金設定も安く、友人を誘う煩わしさもなく、天気予報がよくない場合はキャンセルできる(当日キャンセルはいけませんが)。そう、こういうご時世だからこそ、おひとりさまゴルフが気楽で楽しい。

筆者はもともと埼玉県の荒川河川敷のパブリックゴルフ場でゴルフを始めました。このゴルフ場、平日はすべて来場順の組み合わせとなり、いわゆる“おひとりさま”のハーフプレーが通常の営業スタイルでした。

当時30歳だった筆者は、ゴルフを本格的に始めて半年。ちょうど半年の入門レッスンが終わった頃で、コース慣れするにはもってこいの環境でした。初対面で自分よりはるかに上手な3人と一緒に回るわけで、まずは迷惑をかけないゴルフが身につきました。ボールを打つ技術だけでなく、マナーからラウンド術まで多くのことを“おひとりさま”プレーで学びました。

あれから25年。昨年の自粛期間中に“おひとりさま”を利用しました。ある外房のシーサイドコースでご一緒したのは、30代と40代の「セミアスリート」で、平均スコアが2人とも90台でした。お二人とも礼儀正しく、楽しくラウンドできる素晴らしいゴルファーでした。

30代の方は都内在住のIT関連企業のサラリーマンで、大学時代のサークルでゴルフを始めたそうです。社会人になってからも、練習は週2回、ラウンドは月2回のペースで続けています。一方の40代の方は神奈川県の自営業で、30歳の時に友人に誘われて始めたそうです。お二人に共通しているのは、「楽しくラウンドしたい。そのためにはある程度、上達したい」という熱意でした。

若い女性がエントリーしている枠は、すぐに男性で埋まってしまうとか

小生がよく利用するおひとり様サイトは、プロフィール欄で「アスリート」「セミアスリート」「エンジョイ」に区分され、平均スコアも「70台」「80台」「90台」「100台」となっています。小生は「エンジョイ」の「80台」で登録していますが、フリーで入ってくる方は本当にお上手です。先日、「アスリート」の「70台」という40歳の方と回りましたが、聞けば元研修生で、今は副業でレッスンしているとのこと。小生のような悩めるゴルファーを見つけては、経営するスクールに誘い込む。おひとりさまゴルフを利用して、営業活動しているわけです。

女性との出会いを求める男性にもおひとりさまゴルフは人気とか。プロフィール欄で人気なのは、「30~40代」の「女性」で平均スコアが「80台」だそうです。たまにそういうプロフィールを発見しても、そういう組み合わせ枠は上級者の男性たちで埋まっています。

先日、幸運にも「30代」女性の平均スコア「80台」の組み合わせをゲット。集まったのは「かっこいいとこ見せてやろう」という下心ありありの「セミアスリート」50代。若くてきれいな元大学ゴルフ部出身の女性を前に、皆さん力みまくり。やはりスケベ心はダメです。結果は「80台女子」が男性軍と一緒のブルーティーから78でした。はっきり言って上手い!男性陣はみな80台後半で見せ場もなく、携帯番号を交換することもなく、寂しく帰路につきました。 ゴルフライフは多岐に渡ります。メンバーコースに入会し、ひとつのゴルフ場で濃密な人間関係を作り、ゴルフを楽しむのもいいでしょう。おひとりさまゴルフは、ある意味、渡り鳥ゴルファーの虎の穴。毎回が新鮮で、真剣に取り組める。競技ゴルフの登竜門として利用するのもアリです。

(時田 弘光)

雑草リモートゴルファーの徒然日記 ~No Golf No Life~
数年前まで仕事の傍ら競技ゴルフを追求してきたが、加齢とともに競技引退。おひとりさまゴルフやプライベートラウンドで、自堕落でゆるいゴルフライフを過ごすことになった雑草勤め人のコラム。

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