‘ツアールーキー’稲見の活躍に期待 – 雑草リモートゴルファーの徒然日記Round128

米女子ゴルフツアーの今季開幕戦、トーナメント・オブ・チャンピオンズがフロリダ州オーランドのレークノナG&CC(パー72)で行われ、稲見萌寧がイーブンパーで本格参戦の初戦を終えました。予選ラウンドを計6オーバーと出遅れたものの、3日目に参加選手中ベストの66をマーク。最終日もパープレーにまとめ、参加35人中19位で、まずまずのスタートを切りました。

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「60台が出てほっとした。引き続きいいプレーができるよう頑張りたい」。今季から米女子ツアーで戦う稲見は、3日目終了後、記者団にこう話しました。

予選ラウンドは2日とも75。グリーンに嫌われ、微妙にカップをかすめるシーンが多く、2日からパッティングのルーティーンを変えたといいます。稲見選手はボールに線を引いて、パッティングの仮想ラインにセットしてアドレスするが、この日はボールに線を引かず、感性を働かせてセットアップ。インスタートの14番パー4でグリーン手前のバンカーからチップインイーグルを決めると、後半に4バーディーと、グリーン上での冴えを見せました。

過去2シーズンの優勝者が出場する今大会は、稲見を含め3人の日本人選手が出場。ルーキーイヤーの22年にスコットランドオープンで初優勝を挙げ、3年目のシーズンに臨む古江彩佳は初日に7バーディー、ノーボギーの65で首位発進。12㍍のロングパットを決めるなど、面白いようにパットが入った初日以降、グリーン上で苦しんで、計8アンダーの4位で競技を終了しました。

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2017年から米ツアーで戦う畑岡奈紗は、予選ラウンドで4アンダーとしたが、決勝ラウンドで5つスコアを落とし、通算1オーバーの22位タイでした。開幕戦に勝ったのは、通算14アンダーのリディア・コー(ニュージーランド)。

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今季の米女子ツアーは、昨年のCMEポイントランキング上位80位までに出場権が与えられ、このカテゴリーで、古江(10位)、畑岡(12位)、笹生優花(17位)、西村優菜(48)、勝みなみ(74)が参戦。同ランキング83位の渋野日向子も試合数が限られる中での出場。稲見は、昨年11月に行われた国内開催の米女子ツアー・TOTOジャパンクラシックに優勝し、出場権を得ました。Qスクールの上位20位の資格で、西郷真央と吉田優利。過去の優勝者として野村敏京、生涯獲得賞金で上原彩子も出場する。

復活を目指す渋野選手の開幕戦ですが、推薦次第で2月22日からタイで開催されるホンダLPGAかHSBC女子世界チャンピオンズとなる見通し。確実に出場できるのは3月7日に中国で行われるブルーベイLPGAとなっています。

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フェードヒッターでショットメーカーの稲見選手は、難易度の高いメジャー大会での活躍が期待されます。昨年は腰痛に苦しみながらもスイング改造で米女子ツアーの出場権をつかみました。長距離移動の多いツアーで、いかに稲見選手が安定した成績を収めることができるのか。帯同スタッフのサポートによる万全の体調管理がカギになるでしょう。

時田 弘光

~No Golf No Life~
以前は真剣に競技ライフを送ってきた雑草勤め人ゴルファー。
現在はおひとりさまゴルフなどで、自堕落でゆるいラウンドを楽しんでいます。全盛期は7000㍎級のコースでクラチャンになったこともありますが、今はドライバーで200㍎の壁と戦っています。

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