キャロウェイの「エピック」シリーズは2023年に刷新されると思われていた。
しかし、そうではなかった。「エピック」はここでおしまい。
「エピック」のどぎついグリーンはなくなり、少なくともここからは「ローグ」について語ることもない。2022年「ローグST」の構造をかなり踏襲しているフェアウェイウッドとハイブリッドではあるが、「パラダイム」はキャロウェイの完全なる最新シリーズとなっている。
今回の「パラダイム」フェアウェイウッドは、「パラダイム」「パラダイムX」「パラダイム◆◆◆」の3モデルがある。
スタンダードの「パラダイム」フェアウェイウッドは、最もニュートラルで幅広いゴルファーにフィットする。そして、「パラダイムX」の「X」は、キャロウェイの用語では“ドロー”を意味する。最後に「パラダイム◆◆◆」は、シリーズの中で最も低スピンモデルとなっている。
※「パラダイム◆◆◆」はトリプルダイアモンド(◆◆◆)バージョンを意味する
さらに、ハイブリッドの2モデルにおいては、スタンダードの「パラダイム」はより「操作性」が高く、一方の「パラダイムX」は、投影面積が大きく、ロングアイアンの代わりなることが意図されている。
今回のキャロウェイは、“飛び”ではなく、“安定して狙える正確性“を売りにしている。
“飛び”のアピールが売りに繋がることは既に各メーカーは知っているため、飛距離を打ち出す方が無難なはずなのは確かだが、ラウンドで1打でも少ないスコアメイクができるクラブをゴルファーに提供することを見過ごしてはいけない。
2022年は他のブランドよりもキャロウェイのフェアウェイウッドとハイブリッドがゴルファーに選ばれた。これはキャロウェイの誇りであり、2023年に対する前向きな兆しと言えるだろう では、各モデルの詳細をチェックしてみよう!
「パラダイム」版のコウモリと新形状
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(MYGOLFSPY JAPAN編集部)