【閑話休題】~ピンは抜いたほうがいいのか?

プレー促進のためのルール改正(2019年1月1日)が適用され、1か月が経ちました。多くのゴルフクラブは、すでに新たなルールに基づき、月例などの倶楽部競技を運営しています。新たなルール改正は約30項目にも及びますが、中でも賛否両論のピンフラッグの扱いについて、どのような意見があるのか、まとめてみました。

旧ルールでは、ピンフラッグを刺したままパッティングした場合、ピンにボールが当たるとペナルティーでしたが、新ルールはこの罰則規定を排除しました。そして新たに生まれたのが、ピンを入れたままのほうが入るのか、外したほうが入るのか―という問題。

ゴル天編集部でも早速、いろいろなケースを想定して実験してみました。

ピンを刺したままのほうが距離感が出しやすく、しっかり打てるという利点も

<ピンを刺したままか外すかは、賛否両論>

まずはゴルフブログなどから多くのプレーヤーの反応を見ると、賛成派の意見としては、

・10㍍以上のロングパットの場合、ピンを立てたままのほうが、圧倒的に距離感(タッチ)を出しやすい。

・パター練習場でも短いピンが立っている。練習場そのままの感覚で打てるから、違和感はない。

・2㍍以内のショートパットではピンに当てるイメージでしっかりストロークできる。結果、入る確率が高まる。

・特に下り傾斜のパットでは、ピンが立っていたほうが安心感がある。

・旧ルールだと、セルフプレーの場合、同伴者にピンを持ってもらうのが申し訳なくて、とにかく早く打とうとプレーが雑になっていた。今回のルールでは刺しっぱなしなので、集中して打てる。

続いて反対派の意見。

なんとなくプレーが雑になる。

・ピンを刺したままだと、カップが小さく見えてしまう。

・ボールの勢いが強いとピンにはじかれてしまうのではないか?

強風下のプレーでは、ピンが微妙に曲がって、入るスペースが狭くなるので、抜いたほうが良い。

山岳コースなどでは、ピンを刺したままだと、後ろの組から打ち込まれてしまう。

ある人は刺したまま、ある人は外してでは、プレーファーストにならない。

ピンを刺したままだと、ボールをカップから取り出す時に、カップのフチを崩してしまうことがある。

次のページ>>
ロングパットで距離感抜群、ショートパットでストローク安定