ついにミズノから「MP」、ではなく、「MIZUNO PRO」が登場する。
以前にも新規ゴルファーが増えているという話をしたが、その新規ゴルファーはミズノのゴルフクラブに特別の思い入れはない。せいぜい業界におけるミズノの伝統的な立ち位置をなんとなく聞いたことがある程度だろう。
つまり、「アイアンブランド」や「ウッドブランド」という既存イメージの垣根がなくなりつつある今、ミズノは新たなスタートを切るチャンスだと考えている。
「MIZUNO PRO」というブランド自体は新しいものではなく、脈々たる歴史があるものの、ミズノがそれにこだわることはない。
ミズノの強みを活かしつつ、これまでにない方法で新規ゴルファーに語りかけていこうとしているのだ。
これまでに何度もおこなってきたように、3種の新しいアイアンモデルを展開。「MIZUNO PRO 221、223、225」アイアンの各モデルは、それぞれ独立して設計されているので、組み合わせて使うことができる。
まず、「MIZUNO PRO 221」はマッスルバック で“心地良い打感”がプレーヤーテストで好評だった。
「MIZUNO PRO 223」は、コンパクトな形状のアイアンでありながら、「飛距離性能」と「寛容性」も犠牲にしていない。「上級者向け飛び系アイアン」の中でも、より上級者好みと言っていいだろう。
「MIZUNO PRO 225」の長所を端的に言い表すと「より小さくより速く」。中空構造ではあるものの、ほとんど「マッスルバック」と言ってもいいほどスリム化されている。ストロングロフトと連動する形で、アイアンをより打ちやすくしている。
“ミズノのアイアンは、どれもがミズノのアイアンのような打感でなければならない”という事実は、どんな技術を搭載しても変わらない。
「MP」シリーズ史上、最もテクノロジーを駆使したという、「MIZUNO PRO」221、223、225の新アイアンを詳しくチェックしてみよう。
(MYGOLFSPY JAPAN編集部)