「ステルス」ドライバーは、紛れもなく真っ赤なカーボンフェースを軸に展開されている。テーラーメイドはこのカーボン素材でドライバー市場を牽引できると確信しているようだ。
しかし、カーボンウッドの話でいうと、フェアウェイウッドやハイブリッドにカーボンフェースが採用される予定は今のところない。単純に、フェースの表面積が小さすぎて、カーボンを用いることができないのだ。
2022年にMyGolfSpy読者に対して行われた“キャディバッグの中身は?(Wats In The Bag?)”の調査によれば、テーラーメイドはフェアウェイウッド部門で2番目、ハイブリッド部門では3番目に多く購入されたメーカーとなっている。
また、私の計算が正しければ、テーラーメイドは2022年のツアーでドライバー使用率のトップにはならなかったが、シーズンの約80%でフェアウェイウッドの使用率でトップだった。
2020年の「ステルス プラス」は確かに飛んだ。一部のゴルファーにとっては飛びすぎたと言えるほど。正直、飛距離に特化しすぎたきらいはある。
そこで「ステルス2 プラス」でテーラーメイドは、より使い勝手の良いチタンフェアウェイウッドを作りたいと考えた。つまり飛距離を維持しつつ操作性を向上させたいというわけだ。
最終的に、テーラーメイドは望み通りのものを作り上げたが、そこに至るにはいくつか重要な設計上の課題をクリアする必要があった。
テーラーメイドはどのようにしてこれを実現させたのだろうか?
刷新されたフェース設計
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(MYGOLFSPY JAPAN編集部)