キャロウェイの「CHROME SOFT X LS(クロムソフトX LS)」は、「Chrome Soft」シリーズ3モデルの中でも「高コンプレッション」の部類に入り、最も初速が速く、最も高弾道で、最も低スピンを誇るボールだと言われている。
これらの性能は、非常に魅力的に映るが、果たして「品質」や「一貫性」はどうなのか?調査した。
標準の「Chrome Soft X」と同じように、「X LS」は332個のディンプル搭載した4ピースの「デュアルマントル設計」だ。ただし今回のディンプル形状は、パフォーマンスを最適化するために多少調整が加えられている。
そこで、いくつかの注目点があるので見ていこう。
まずはコンプレッション(硬度)だが、硬度範囲の中で最も硬い方の端に位置する。コンプレッション(硬度)とボール初速は密接に関係しているため、テーラーメイド「TP5x」やタイトリスト「Pro V1x Left Dash」と張り合うことが目的であれば、高コンプレッションは必須条件だが、今回テーラーメイドの新「TP5x」 は柔らかく改良されている。
同社によると、「X LS」のターゲットコンプレッションは「Chrome Soft X」と同じだと言うが、標準「Chrome Soft」 との「コンプレッション差」がかなりあることを理解しておこう。
「Chrome Soft X」は決して柔らかいボールではない。「X LS」 はさらにそれを上回る硬さだということだ。
では、どのくらいの「コンプレッション差」があるのか?「品質」や「一貫性」のデータと共に詳しくみていこう。
(MYGOLFSPY JAPAN編集部)