「STEALTH」ドライバーは、ある意味、テーラーメイドが“20年の旅”と表現した長きにわたる研究開発の集大成であり、ある意味では、『カーボンフェース・テクノロジー』の出発点と言える。
誤解のないように言うと、テーラーメイドはこれが“初”の『カーボンフェース』ドライバーと主張しているわけではない。
2013年に「グローレリザーブ」ドライバーがあったが、 「グローレリザーブ」は“ゲームの流れを一気に変える”ものではなかった。
だが、今回テーラーメイドは『カーボンフェース』ドライバーがゴルフ市場で成功するというだけでなく、パフォーマンスの点でも圧倒できるというところまでテクノロジーが進化したと考えている。
それだけではなく、「カーボンウッド」にこだわり、これ以上、『チタンフェース』ドライバーを製造しないとまで言っている。実際かなり本気のようだ。
だが、「チタン」は今後もなくなることはないだろうし、確かに「STEALTH」ドライバーの中にもたくさんの「チタン」が使われているが、他社との違いは、この『カーボンフェース』であり、さらなる進化が必要な分野において、「チタン」は頭打ちだと考えているのだ。
テーラーメイドは『カーボンフェース』ドライバーで既に抜け出し、競合他社と同じレース場にいるのではなく、全く違うレースをしていると考えている。
つまり、競合他社は「チタンフェース」といういわば“予選レース”で辛抱強く潰しあっているという、そんな新次元の競争の始まりを宣言したのだ。
私たちは、以前から“本当の進化は常に新素材かメーカーの新製造技術の結果から生まれる”と言ってきた。まさに、このテーラーメイド「STEALTH」ドライバーには、この両方がふんだんに盛り込まれている。
もちろん、「STEALTH」ドライバーの実態は性能テストをしてみないと分からないが、間違いなく2022年に発売されるクラブの中で最も注目を集めるものとなるだろう。
「STEALTH」ドライバーに『カーボンフェース』を搭載したワケは何なのか?その点を更に詳しく、そして「STEALTH」ドライバー 3モデルの性能とそれぞれの特徴を詳しく見ていこう。
テーラーメイド「STEALTH」の本当に知っておきたい事とは?
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(MYGOLFSPY JAPAN編集部)