2019 PGAショー ~MyGolfSpyの注目アイテム~

今年のリストを作るにあたって考慮したのは、製品の寿命とパラダイムシフトの可能性だ。「注目株」といっても、その多くは昔の製品の使い回しにすぎない。

確かにゴルフ用品は、昔の製品の使い回しが多い業界だ。厳しいルールによって規定されているので、そもそも大きな変化を望めないのはわかる。

XXIOやオデッセイの2ボール、ピンのアンサー、スコッティキャメロンのニューポートなど、新モデルが出てもほとんど形が同じなので、何が変わったかがまったくわからない。

過去の製品で、初めて見た時に本当に驚いたのは、テーラーメイドのR9だ。現在では当たり前の機能になっている「カチャカチャ」(ネック部分の調整機能)が搭載され、簡単にシャフトが変えられたり、弾道を調整できたりするモデルだった。

リシャフトにはお金も時間もかかるし、ウッドでフェースアングルやライ角を変えられるなんて、それまでのゴルフクラブの常識では考えられなかった。その意味でR9は革命的なクラブであり、発売によってゴルフ用品業界を変えた製品と言えるだろう。

今年のPGAショーで個人的に注目したのは、記事にもあるパターシャフトだ。ゴルファーとは現金なもので、「実感」できるものにしか興味を示さない。

残念ながら、EPIC FLASHもM5/M6にしても、打っても初速が速くなったことを実感できない。しかし、このシャフトはパターを構えた瞬間に違いを実感できる。このような製品ばかりだと毎年ワクワクできるのだが・・・。
(MYGOLFSPY JAPAN編集部)


【二番煎じ、三番煎じ・・・「一番搾り」はどれ?
オリジナル記事『MYGOLFSPY JAPAN』で読む】

『MYGOLFSPY』は2008年アメリカでローンチしたゴルフメディア(WEBサイト)。ゴルフ用品メーカーから一切広告費をもらわず、「ゴルファーがメーカーの誇大広告に惑わされないように、独自テストによるデータのみを信じ、公平中立な立場でゴルファーに真実のみを伝える」がポリシー。言うなれば、「ゴルフ業界辛口批評メディア」である。2017年秋、『MYGOLFSPY KOREA』 、『MYGOLFSPY JAPAN』 が続けてオープンし、早くもゴルファーの間で話題となっている。ここでは、『MYGOLFSPY JAPAN』の注目記事を毎週紹介していく。