熟成された「鍛造」 ~ピン i210/i500 アイアン~

改良したとされる新商品は実は前モデルとほとんど同じで、最新ではないというケースは多い。ピンはこのようなやり方を好まない会社だ。

飛距離と安定性については「感動的」と言っても過言ではなかった。

今回は、この秋日本でも発売されるピンのフォージドアイアンについての2記事を同時に紹介したい。

40才以上のゴルファーであれば、間違いなくピンはパターメーカーという印象が強いはずだ。そのピンが、ここ数年封印していた鍛造製法のアイアン「i210」「i500」を発売するという。

一言で説明するなら、i210は「打感」と「見た目」、i500は「飛距離」と「見た目」にこだわったモデルだ。どちらも「見た目」にこだわっているのは、フォージドアイアンを求めるような「こだわり派のゴルファー」の所有欲を満たそうとしているのだろう。

ピンはブランドを大切にするイメージのあるメーカーだ。誇大広告を嫌うという意味で他の外資メーカーの戦略とは一線を画しており、どちらかというと日本ブランドに近い考え方を持つメーカーだと感じる。

ピンは代名詞であるパターのほか、ここ数年はドライバーの販売も好調なだけに、この波に乗ってアイアン、ウェッジ、フェアウェイウッド、ユーティリティーのシェアも拡大したいと考えているはずだ。

そのためには、(ピンがあまり得意ではない)プロモーションが必要だろう。さらに、現在シンプルな見た目のクラブが多いが、デザインのイメージチェンジにも挑戦するべきではないかと思う。
(MYGOLFSPY JAPAN編集部)

【i210で「かつてない柔らかい打感」を目指した理由とは?…
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【i500が「衝撃的な飛距離」を生む秘密とは?…
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